峯岸利恵の雑記帳

峯岸利恵の好きな音楽にまつわるあれやこれやそれです

質問箱回答【後半】

大っっっっっ………っ変!!お待たせ!!致しました…!!!!!

もう質問主さんからも忘れられているかもしれませんが、質問箱回答【後半編】です。

これで全て回答できたと思いますが、

もし漏れ等ありましたらご連絡ください!

 

 

(1)好きな歌詞の一節を教えてください

 

“If you have love then you give it a 10.

Then you should give back with honesty over 11.

Today.

The world would change to Eden”

(君が受けた愛の大きさを仮に10とするならば、その愛に11の誠実さで答えるんだ

そしたら世界はきっと面白くなるから)

【Today/BIGMAMA

 

こう在りたいなと思います。

 

(2)RX-recordsのバンドのキャッチコピーを付けて下さい!

 

これめちゃくちゃ難しくないですか!?笑

真面目に考えてはみたものの、コピーライター気質がないのでお蔵入り必至の駄作しか生まれなかったです…すいません…。

 

(3)「いま」1番おすすめできるバンドを教えてください。

 

突然少年は、ああいうアメコミヒーロー的スタンスのバンドがどういう波風を立てるのかが楽しみだなぁと思います。あと、ONIONRINGは単純に個人的好みド真ん中のメロディックパンクサウンド&メロディなので超絶おすすめしたいです!!

 

(4)6曲のプレイリストを作るとしたら、どんな曲を入れますか?

 

「こういう時に聴きたい!」というご指定がなかったので、「春に聴きたい6曲」で組んでみました。(質問の意図にそぐわなかったらすみません!)

 

・桜が咲く前に/きのこ帝国

・海岸通り/ASIAN KUNG-FU GENERATION

・初花凛々/SINGER SONGER

シンセサイザー/The SALOVERS

・ひびき/Mr.Children

・春の歌/スピッツ

 

(5)峯岸企画をうつとしたら、どこのライブハウスを選んで何のバンドを呼びたいですか?(現存バンドでも、もういないバンドでも!4マンでもワンマンでも!)

 

これめちゃくちゃ悩むやつだ…。

全部解散しているバンドなんですけど

・caroline rocks

・the cabs

・cathy lost one's apricot yesterday

の、イニDならぬ「頭文字C」の3マンを観れたら本望…とかなり前から思っています。

 

(6)自分と向き合うにはどうすればいいと思いますか?

 

「どうして向き合いたいと思ったのか」を考えてみるといいかもしれません。

そこに本心があるかもです。

 

(7)はじめまして!峯岸さんが書かれる文章を読むと、いつもその言葉の持つ魅力に引き寄せられています。すごく好きです。文章を書くことをお仕事にしようと思われたきっかけなどはございますか?差し支えなければ教えて頂きたいです。

 

わ!お褒めのお言葉をありがとうございます!

仕事にしようとしたきっかけは、既出ではありますが単純には「音楽の近くにいたかった」ことが最大の動機だと思います。元々文章を書くこと自体は別に得意ではなく、まさに「下手の横好き」感覚でレポートや感想を書いていたので、今考えても人生どうなるか分からないな~と思います。

 

(8)自分の感じたことそのまま言葉にすることが出来ず、着飾っている格好つけてるふと思いついた言葉に感じてしまいます

 

それは普通のことだと思いますよ。私も感じたことをそのまんま言葉にしたら「やばい」「かっこいい」「なんかすごい」とかになってしまうので(笑)。で、その純度100%の生まれたての感情を触って見つめていじくりまわして、そこにハマる一番気持良い言葉を当てはめても、それはれっきとした「自分の言葉」です。なんかエロい表現になってしまいましたが、着飾ることは悪くないですし、かっこつけたっていいと思います。

 

(9)峯岸さんのセンス溢れる言葉選びから生まれる文章をいつも楽しく読ませてもらってます。突然ですが、座右の銘を教えてください。あと、差し支えなければパンツの色も教えてください笑

 

ありがとうございます!座右の銘…これ!っていうのはないんですよね…。

強いて言うならば「思い立ったが吉日」だと思います!

パンツは想像にお任せします、好きな色を履かせてやってください(引)

 

(10)自分にもっと自信をつけたいんですけどなかなか難しいです、、、あと峯岸さんの表現とても好きです!!

 

自信か~!わたしも全然ないです!でもそういう時は、答えを自分の中に見つけようとするよりも、今までの経験を振り返って些細でも「これは出来た!」と思った事や、友人から言ってもらえたふとした褒め言葉なんかを思い出すと、「あれ、私って結構頑張ってるんじゃ…?」と思って前向きになれたりします。自分が思っているよりもずっと、近くにいる人は見ていてくれていますよ!

 

(11)峯岸さんは[Alexandros]はグラストンベリーのヘッドライナーをやって世界一になれると思いますか?昔はなれると思っていましたが最近の活動を見ていて本当に目指す気があるのか疑問でもあり無理だろうとも思い始めました。お忙しいのは知っていますが峯岸さんの言葉のファンとして考えを聞きたいです。よろしくお願いします。

 

なるほど。私は昔も今も信じていますよ。質問主さんが「昔」と仰っている時期の曲は恐らく今の作品に比べると英詩重視でサウンドもがっついていた部分もあったと思いますし、その勢いや当時のシーンにとって稀有な存在感を放っていたという点を鑑みて「昔はなれると思っていた」と思われたのかなぁと勝手に憶測させて頂きました。その頃に比べて変わったことは確かに沢山ありますが、グラストンベリーが夢物語でもそれはそれでいいと思います。結果はどうあれ、彼らが目指すというのなら信じていたいなと思っています、完全にファン心理ですが。やってみなきゃ分からないことを彼らは実際に人生懸けてやっているので、応援していきたいです。

 

(12)峯岸さんのドロスのレポートや記事いつも楽しみにしています!前にイギリスに行ってみたいと言ってらっしゃったのは、やはりドロスファンとして旅行しておかねば!ということでしょうか?グラストンベリーに出たら峯岸さんにレポートしてもらいたいです!

 

ちょっとばかし雲行き怪しくなってきましたが行きたいと思っていますイギリス!ご飯はあんまり美味しくないらしいですが!そうですね…その辺りはぶっちゃけるとあんまり考えてはいなかったのです(笑)どちらかというとハリーポッターの影響の方が強かったかもしれないです(笑)レポート書けたらいいなあ、私も頑張ります!

 

(13)洋楽は聞きますか?洋楽のレポも読みたいです!

 

最近意識して聴くようにはしているのですが、お恥ずかしながら無知に近い状態です…。書けるようになりたいです。勉強します!

 

(14)福岡に行ったらにわかせんべいのドラえもんバージョンを買ってあげてください

 

これ速攻調べさせてもらったんですけど、めちゃくちゃ可愛いですね…マジで欲しいです…福岡行きたい…。

 

(15)マイヘアのレポートを読んで、とてもステキな表現をする方だな、と思い、ツイッターやタンブラーをフォローさせて頂きました…!峯岸さんの表現とても好きです!私は自分用にライブの感想などをまとめたり、その他言葉を綴ったりすることがあるのですが、なんかしっくりこなかったりとか、語彙力がなさすぎて自分の表現に全然納得いかないことが多くて…そういう時はどうしていますか?

 

おおお!タンブラーのフォローまで…ありがとうございます!

その状況は私もしょっちゅうありますし、自分自身語彙力があるわけでは全くないので、ネットで「○○な時 熟語」とかで調べたりもします。あとは、「今の気持ちに似た感覚になったのは、どういう時だったか?」を思い返してヒントを得たり、時間的に余裕がある時は思い切って一旦考えるのをやめて寝かせてみたりもします。後はタイミングで、ふとした時にすっと思い浮かんだりします。

 

(16)スリーコインズとドラえもんのコラボが2月3日からはじまるのでよかったら調べてみてください。とってもかわいいので

 

買いましたー!!!狙っていたタイム風呂敷のハンカチだけは品切れで購入できなかったのですが、欲しかったものは大体手に入れました!!情報ありがとうございます!!

 

(17)後半編にアップ待ってます!

 

アーッ!遅くなってしまい大っっ変申し訳ありませんでした…!!

 

(18)金井政人さんの新しいコラム「抱きしめながら負んぶして」はご覧になられましたか?意図が読めない部分が多くて、ぜひ感想や、解説してほしいです。

 

読みましたー!面白難しかったですね、でも紛れもなく金井さんの文章と発想だなぁと思いました。多分あの作品は、冒頭の文章にも書いてある通り内容を読み解くことを目的としていないのだと思います(とか言って全貌を理解している方がいたらめっちゃ恥ずかしいですが笑)。ロマンチックなのにダークで、軽いようで奥が深い――最近は特に、おとぎ話というよりは「グリム童話」みたいだなぁと思います。続編が楽しみです。

 

(19)ネットを漁ってたらりえさんのブランドンのレビュー見つけてびっくりしました!てか洋楽聴くんですか!キラーズ好きなので嬉しかったです!(質問でなくてすみません。観劇を伝えたかっただけです。。)

 

わー!よく見つけてくださいましたね!3年前くらいのレビューだと思います。日常的に聴くのはやはり邦楽が多いですが洋楽も聴くようにしていて、意識して聴くようになったのはその頃からですかね。現在唯一の洋楽レビューです。良い作品ですよね!私も好きです。

 

 

なんだか自分の潜在意識を露わにしてもらったようで楽しかったです!

究極の自己満足に付き合って頂きありがとうございました!!

 

 

ブログ更新しなきゃな〜

 

 

 

質問箱回答【前半】

 

先日の夜中に思い立って「質問箱」たるものを始めてみました。

 

「5件くらい来てくれたらもう充分…1つもこなかったらはもう自作するしかない…」と思っていたのですが、蓋(今回は箱ですが)を開けてみたら60件以上のご質問が…!

正直おったまげました。皆さんのおかげで恥をかかずにすみました!本当にありがとうございます!!(涙)

「自分に質問が寄せられる」という人気者疑似体験をさせて頂いた分、きちんとお返事をさせていただきます。

 

時系列で並べてみたのですが、「これはちょっと考えさせてほしい…!」というご質問やご相談は次回アップ分にて必ずご回答させて頂きます。

遅くなってしまいすみません…。

 

では一旦、ご回答できた分を列記させて頂きます!どん!

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

(1)どうしてライターになろう、なりたいと思ったんですか?

 

文章を書くのが好きだからライターになりたい!と思って書くことを始めた訳では全くなくて、元々好きなバンドのことや観たライブのことを自分の好きなようにmixi内の日記なりツイッター上なりにつらつらと書いていて、就職した後にはたと「自分が好きなことをしながら生きていくとしたら…?」と考えた結果の今、という感じです。要はライブ観たり音楽聴いたりしながら好きなことをしていたかったんです(就職前に気付けば良かった…)

 

(2)いつも素敵な文章ありがとうございます!いっぱい好きなバンドが増えるきっかけになってます!

 

あぁもう、めっっっちゃくちゃ嬉しいです!

こちらこそありがとうございます!

きっかけになれて光栄です。

 

(3)好きなバンド、音楽はなんですか?

 

好きなバンドもジャンルも結構あります笑。

括れないし括りたくないなぁとも思います。

 

(4)朝起きて、元気出したいな~!って時に峯岸さんがよく聴いている曲はなんですか?

 

the HIATUS「Deerhounds」を聴くと、その日一日が最高なものになる気がします。

 

(5)一番好きなカレー屋さんはどこですか?

 

アーーーーー!!これは悩む!!!!

1月末に西永福から幡ヶ谷に移転になる「ウミネコカレー」は見た目も味も大好きです。

渋谷や秋葉原にある「カリガリ」も好きです。スパイスがっつり!というよりは欧風寄りの、家で食べるようなカレーが好きです!オススメあればご教授頂きたいです!

 

(6)峯岸さんが書く描写がとても好きなのですが、普段から言葉のインプットするように心がけてますか?またそのインプット方法があれば教えてほしいです。

 

わぁ!嬉しいです!ありがとうございます!

語彙採集のようなことはしていないのですが「言葉の意味と類義語/対義語」は調べるようにしています。これが結構為になります。

 

 (8)最近ハマっている本、もしくは学生時代に読んでいた本について教えてください

 

最近…といっても去年の夏ですが、燃え殻さんの「ボクたちはみんな大人にはなれなかった」が良かったです。あと、大宮エリーさんの「思いを伝えるということ」。学生時代にどハマりしたのは間違いなくハリーポッターです。

 

(9)いつも見てます読んでます。文章がより伝わりやすいように気を付けていることはありますか?

 

いつもありがとうございます!

難しい言葉や用語はなるべく使わない、身近な例えを用いる…などですかね?

 

(10)ライターをやっていて一番嬉しかったことはなんですか?

 

読者の方に「文章をきっかけに新しい音楽との出会えた」と言ってもらえるのはこの上なく嬉しいことだなぁと常々思います。

 

(11)音楽の良さを最大限に伝えて下さる方が居たんだなぁと、時々ライブも被っているようで、その時は特に共感しながら嬉しい気持ちで読んでいます。僕は将来音楽関係の職に就きたいと考えているので、いつかご一緒にお仕事ができたら…と思っています。リプを送るのが苦手な性なので、質問箱を開設して下さったことに感謝しています。ありがとうございます。

 

なんと恐れ多いお言葉を…!ありがとうございます!わたしもリプライをなかなか送れない側の人間なのでお気持ち充分お察しします。是非ともライブハウスでお会いしましょう!

 

(12)フリーランスのライターになった経緯を教えてください。

 

今までどこかに所属して専属のライターになったことがなく、ツテもコネもアテもないまま「音楽のこと書いて生きていきたい!なんとかなるっしょ」という変な自信を持って就職していた仕事先を辞めて現在に至る感じです。今考えるとかなり無茶だったなと思います笑

 

 (13)はじめまして。いつも峯岸さんの文章がupされるのを楽しみにしています。このお仕事をしようとしたきっかけはなんですか?峯岸さんの表現力がとても素敵です。これからも応援しています!

 

お褒めの言葉をありがとうございます!

本当に遡って突き詰めた末のきっかけは「超個人的に書いていたBIGMAMAのライブの記録(超詳細な)を人から求められるようになったこと」だと思います。表現を褒めて頂けてめちゃくちゃ嬉しいです!ありがとうございます、頑張ります!!

 

(14)何をきっかけに音楽記事を書くようになったんですか?記事の表現などとても好きです。峯岸さんにいつか記事を書いてもらえるようなバンドになります。これからも応援してます。

 

記事なんて呼べる大それたものを書いていた訳でも「ライター」という肩書きを求めていた訳でも全くなく、好きなバンドのいちファンとしてライブや曲の感想をひたすら書いていたら、少しずつそれを求めてもらえるようになったことが発端だと思います。表現を褒めて頂けるのはとても嬉しいです、ありがとうございます!また、バンドをされているとのことで、是非ともお手伝いできたらと思います!こちらこそこれからも宜しくお願いします。

 

(15)お仕事は月にどれくらいなのですか?音楽業界に興味がある学生です

 

あくまでフリーのライターなのでもちろん固定の額を頂いている訳ではなく月毎に変わります。「音楽業界」と括るにも相当なお仕事の種類があるので、「どのベクトルから携わりたいか」で見る仕事も変わると思います!

 

(16)いつもツイートを拝見させていただいてます。このような機会を設けていただき、ありがとうございます。質問したいことがあったので、させていただきます。今の職業に就くきっかけは何ですか?又、今の職業のメリットとデメリットがあれば教えていただきたいです。

 

こちらこそありがとうございます!

きっかけは単純明快で「ただ自分が好きなことをしながら好きなことの為になる仕事をしたかった」という想いがきっかけで、その自分ができそうな唯一の選択肢が「書くこと」だったんです。なのでメリットは「楽しい!」、デメリットはフリーランスですので「諸々の不安定さ」ですかね?

 

(17)いつも原稿を拝見しております。峯岸さんはお仕事を両立されていらっしゃいますが、片方がおざなりにならないように気を付けていることや大切にしていることはありますか?あったら是非教えて下さい。

 

いつも読んでくださりありがとうございます!

「目の前にあることをやる」「締め切りを守る」「無理はしない」で乗り切っています!

 

(18)こんにちは!峯岸さんの書かれる文書が好きでいつもツイートを拝見させていただいております。私には、世界一尊敬している、好きな方がいてその方とは1か月に一回だけ練習で会えるのですが(社会人バンドに所属しています)、嬉しすぎるからか空回りしてしまいます。何週間も前から楽しみにしていて、その当日になるともう逆に行きたくないみたいな気持ちになります。質問になっておらず大変申し訳ないのですが、要はどういった考え方やスタンスでいれば自然体でいられるでしょうか?前向きに練習場所に向かえるでしょうか?

 

なんとまさかの恋愛相談…!

そして楽しみすぎて何故か逆に行きたくなくなってしまうその気持ち分かります。あれって何なんですかね?多分、相手にも自分にも期待し過ぎて疲れてしまうんでしょうね…。ただその「期待」に相手の意図は一ミリも汲まれていないので、結局一人相撲で疲れて終わるってことですから、それってめちゃくちゃ勿体無いなと思います。もういっそ、その状況を客観的に楽しんじゃうのも手かもしれないですね。そして「相手は私のことを、私ほどは意識していない」という状況を逆手に取って、気楽に考えられるるといいと思います。…いやぁなんかいいですね、こういう状況!月1という決して頻繁ではない機会ですし、楽しめるように願っています!

 

(19)いつも峯岸さんの文章拝見しています。文章力と言葉選びがとても素敵ですが、本などよく読んでいるんですか?もし、オススメの本などありましたら教えて頂きたいです。

 

ありがとうございます!

そしてこの仕事をしているとよく本を読んでいるように思われるのですが、お恥ずかしい話ではありますが殆ど読んでいないんです…。読むのは好きなんですけど、思われるほど日常的に読んではいないです。歌人でもある加藤 千恵さんの作品がとてもが好きで、言葉の選び方や表現の繊細さや柔らかさがとても好みでよく読んでいます。

 

 (20)文章を書く上で大事にしていることはなんですか?

 

愛情と熱情を込めて、伝わりやすく書くようにしています。

 

(22)全然質問ではありませんが記事読んでます。読んでて情景が浮かんでいいライブだったんだな~ってニヤついてしまうことが多いです。これからも頑張ってください。私事ですが売れたらライブレポート書かれたいな、、と思って頑張ります

 

嬉し過ぎるほどのお言葉ありがとうございます!光栄過ぎます!そして是非とも売れる前から書かせてください、わたしも「書いてもらいたい」とこれからも思ってもらえるように精進していきます!

 

(23)いつもライブレポートやツイッターのつぶやき、すごく楽しみにしています!どうしたらそんな素敵な言葉であふれるような文をかけるようになるんですか?

 

ありがとうございます!

そう言って頂くことでやっと気付けるような個性なので特に意識はしていないのですが、一度ぶわぁっと感情が溢れても、溢れた感情を一旦冷まして「さて、最初と最後に何が残った?」と考えて書いているように思います。

 

 (24)いつも愛のある、そして絶妙に卓越した文章を楽しみにしています!その個性的な文章の原点はご自身で何だと思いますか?

 

勿体無いくらい嬉しいお言葉、ありがとうございます!多分「比喩表現が好きなこと」だと思います。事実をそのまま書くという前提の上で「伝わりやすくする為にどうしたらいいか?」と考えた時に、自分なりに行き着く表現が比喩表現なんだと思います。

 

(25)BIGMAMAの曲で好きな曲3つ教えてください!

 

We have no doubt

Cinderella~計算高いシンデレラ~

I’m Standing on the Scaffold

 

思い入れが強い3曲です。

 

(26)りえさんの言葉というか気持ちの表現というか、りえさんが綴る言葉がすごく好きなんですけど、何か気を付けていることはありますか?私は自分の気持ちを言葉にするのがすごく苦手で、、、

 

好きだと言ってもらえてとても嬉しいです、ありがとうございます!

気を付けていること…自分自身堅苦しい表現がどうにも苦手なのでそうならないようには意識しています。あとは結構いろんなことに「なんでそう思ったんだろう」と理由を見出そうとしているかもしれないです。その過程で自分の想いにぴたっとハマる言葉や例えが浮かんだりします。文章を書くって想像力が大事なんだなぁと思うことが多いです。

 

(27)利恵さんの恋愛ネタ好きです、、、わかりすぎてつらいです、、私はもはや諦めつつあるのでその分利恵さんの幸せを願ってます。

 

ああいう類の心境や境遇に思い当たりがあるとすればなかなかダメ寄りのダメな方かもしれないですが笑、ふたりで互いの幸せ目指していきましょう。

 

(29)こんにちは。とんでもない雪ですね。峯岸さんのライブレポートやディスクレビュー、インタビューなど大好きでよく拝読させていただいているのですが、峯岸さんがライブレポートを書こうと思ったきっかけはなにかあるのでしょうか?また、なにかのライブを見たらとかCDを聞いたら書いてみようと思ったのかなど理由があれば教えて下さい。もし以前にどこかで答えたことなどありましたらすみません。よろしくお願いします。

 

ありがとうございます!雪、ほんっとうに凄かったですね…。

ライブレポートを書くようになった最初は、BIGMAMAのライブですね。個人的な備忘録としてかなり詳細なライブレポート(一言一句漏らさぬ勢いのもの)を書いてはmixiの日記にアップしておりまして、そこから読んでくれた友達や顔も知らぬファンの方々から「楽しみにしています!」というようなお声を頂くようになったことがきっかけですかね…。単純に、自分の書いたものが誰かに求められ、受け入れられるということが嬉しかったんです。

 

(30)BIGMAMAの好きな曲トップ10はなんですか?

 

We have no doubt

the cookie crumbles

Today

Cinderella~計算高いシンデレラ~

かくれんぼ

Dowsing For The Future

Broken Apart

I’m Standing on the Scaffold

GhostWriter

Weekend Magic

 

…時系の片寄りが凄い(笑)

 

(31)強いてひとりだけ インタビューしてみたいしたくない人は誰

 

この質問を投げてくれた方がなんとなく分かるような気もするんですけど笑

インタビューしたくない人はいないです。

したい人は、宇多田ヒカルさんです。(志は天より高く)

 

(32)お仕事する上で気を付けていること心がけていることなどありますか?

 

締め切りは守る!精神は大事にしています。

 

(33)自分が生きるの向いてないなぁって思ったことありますか?そういう時ってどうしたらいいと思いますか?

 

ありますよー!失敗や自責の念に押しつぶされそうになる時なんて結構あります。

そういう時は漫画読んだり笑える動画を観たりして、好きなもの食べて、とりあえず寝ています。夜っていうのはセンチメンタルな感情をやたらと加速させるので、寝てスキップします。それで朝起きたら割と「あぁもう悩んでもしゃーないや~不器用なりに頑張ろ~」とケロっとしたりしています。あと個人的な意見ですが「笑う」っていうのは本当に驚くほど気分転換になるのでマジでお勧めです、沈む時があっても吉本新喜劇を観たらその後めっちゃくちゃ元気出たので!まぁ、気楽にのびっと生きていきましょう~

 

(34)どのようにして音楽ライターになられたのですか?また、何故音楽ライターのなろうとしたのか、理由も知りたいです!是非教えてください。

 

職業として書くお仕事を頂くようになったのは「会社が音楽ライターを募集していたので応募した」という至って普通の流れです。「ライターになりたい!」と思った…というよりは、「大好きな音楽に携わって生きていくとしたらどうすればいいんだろう?」と関っていく為の方法を考えたら、「書くこと」が自分にとって一番身近だったという感覚です。

 

(35)書き物の仕事をしたいと薄っすらですが思っています。峯岸さんは今までどのように今の地位を確立してらっしゃいますか?

 

いや、地位だなんてそんな大層なものは持ってないです!!

ただ、SNSの力も勿論大きいんですけど、ライブハウスで出会ったバンドの方々やそこで実際に出会った人との繋がりっていうのは本当に大きいなと思います。

 

(36)それではパンツの色も聞いていいんですかね?ね?(わたしは女です)上下バラバラとか余裕な仲間ですかね、ちゃんとされてます?笑

 

時に味方、時に敵…といった感じですかね。良きライバル。

あと、パンツの色は確認したところ面白みに欠けるものだったので割愛させて頂きます。もっと面白いものを買ってから言えば良かったと後悔しています。

 

(37)以前BIGMAMAへの愛溢れるツイートを拝見してフォローさせてもらったのですが、どういった仕事をされているのですか?何も知らない者ですみません

 

フォローありがとうございます!嬉しいです。

いやいやとんでもございません!仕事は「音楽ライター」と呼ばれる仕事をしておりますが、個人的には「記事」よりももっと砕けた「読み物」として音楽を伝播できる文章を書ける人でいたいなぁと思いながら活動しております。宜しくお願いします!

 

(38)ジャケットや曲、全てを含めて1番好きなアルバムはなんですか?

 

BIGMAMA『Love and Leave』一択です。

未来永劫、私の人生の一枚です。

 

(40)MAMA武道館のレポを読んでからすっかりねぎたむさんの文章でせかいが変わってしまいました。好きです。わたしも近い未来では発信する側の人間でいたいのですが、学生のうちにやっておいた方がいいことなどありましたら教えていただきたいです。

 

ありがとうございます!ブログに書いた文章ですかね?レポートと呼ぶには感情的で、ライブの景色が何一つ伝わらないものでしたが良いと思って頂けたのなら光栄です!私自身、学生時代には何かを発信していく側になるなんて全っっく思っていなかったので何とも言えないですが、遊びでもライブでも何でもいいので、興味があったらとりあえず動いてみる、という癖をつけておくと良いかもしれないです。

 

(42)こんばんは、始めまして。相談させていただきます、駄文お許しください。私には、とても人として尊敬できる、その人間性に惹かれた男性としてとても好きな方がいます。歳上の方なのですが、本当に人が出来すぎていてお話していると自分との差に愕然とします。優しい気遣いができる方なので私にも気を配ってくれるのですが、それが嬉しくて、でも(言い方悪いですが)誰にでも優しくて。どうしたらもっと仲良くなれるでしょうか。みんなの人気者の方ですが、私にもチャンスはあるのでしょうか、、。

 

その人と会って直接話せる環境にいらっしゃる時点で、殿方が人気者かはさておいて、チャンスはありますよ!ただ「自分との差に愕然とする」というのが一番の足枷になっているんだろうなぁと思います(お気持ちはめちゃくちゃ分かるんですけどね…)。だからといって自信は持とうと思ってなかなか持てるものではないですが、とりあえず「自分を否定するのをやめてみる」といいかもです。あっけらかんと自分を認めてあげると広がる視野って本当にあって、自分でも予期せぬポジティブな行動を取れたりするので。話せる機会を持てる距離にいるのなら、楽しく恋愛したいなとわたしなら思います!頑張ってください!!

 

(43)一番好きなバンドを教えてください!

 

人生が変わるほどの出会いを与えてくれたのはBIGMAMAです。

 

(44)いつも言葉の選択がお上手だなと思っております。文章を書く時に何か心がけていることはありますか?

 

嬉しいです…!ありがとうございます!

お恥ずかしながら語彙力があるわけではないので、自分でも読みやすい文章になっているか?と客観的に読むようには気を付けています。

 

(45)BIGMAMA大好き繋がりでフォローさせてもらってます!自分は語彙力がないので、峯岸さんの文章に妬いてます(笑)ライターになったきっかけなど知りたいです!わたしも話したり文書作るの好きになりたいです、、(´・_・`)

 

妬かれて頂けるなんて光栄の極みです!笑

きっかけは「自分が書いていた文章を褒めてもらえた」という単純明快な理由です。

むしろ私は話すのが苦手なのとプレッシャーにどうにも弱いので、一旦自分の中に落とし込んでから落ち着いて書けるという点でも「文章を書く」というのは楽しいなぁと思ってます。とはいえ元々文章を書くのが好きだったわけでも感想文が得意だったわけでも全くないので、何がきっかけで「苦手→得意」になるかは分からないですよ!大丈夫です。

 

(47)自分は在学中ですが、ありがたいことに某社より声をかけて頂き、ちゃんとした原稿料を頂いて執筆するライター活動をしています。ただ、どのようにして活動の幅を広げていけばいいのか分からず、現在「依頼が来れば書く」という非常に受動的な状態です。峯岸さんは、ライターを始められた当初どのように活動されてらっしゃいましたか?

 

おお…!在学中にはライブに夢中で無鉄砲に遊びほうけていた私とは大違いです。現状は私も全く同じ状況ですし、売り込み経験もなく、今も昔もいわば「受け身」の状態は変わってないです。そんな私から言えることは少ないかもしれませんが、ツイッターでもブログでも、とにかく書いてみると誰かが読んで、何かしらのきっかけを与えてくれるかもしれません。

 

(50)安井さんはお元気ですか?

 

この質問みんなで頑張ったのに一回も返事もらえなかったな…安井さん元気かな…。

 

(52)BIGMAMAで特に好きな曲を教えてください!

 

きっかけをくれた「We have no doubt」は一生一番です。

 

(53)りえさんに数年会ってないから会いたいよ~

 

匿名だから誰か分からないけど私も会いたいよ~~~~

 

(56)自分は今大学生で、音楽やスポーツなど、自分の好きなことを、記事にする仕事に憧れています。峯岸さんがどういった経緯で今のお仕事に就かれたのか、是非お聞きしたいです。

 

なりたい職種がそこまで明確ならば迷うことはないですね。

私は「音楽会社がライターを募集しているのを知って、応募した」という至って普通の経緯を経て、書くことを個人的なものではなく「仕事」にしました。

 

(57)高校生です。先日好きな人に告白しました。わたしのことは好きだけれど、部活で結果を残したいので待っていてほしいと言われました。それから連絡が急に途絶えてしまいました。何となく騙されているような、遊ばれているような気がしてなりません。でも、わたしはとても彼が好きです。信じて待っていてもいいのか、諦めたほうがいいのでしょうか…

 

おお!!告白したんですね!頑張りましたね!!

しかも両想いじゃないですか!やっほい!それは待ってるべきというか、だってその彼の事がとても好きならもうその気持ちに素直になるべきだと思いますよ。連絡が途絶えたなら途絶えた理由を聞いてみればいいですし、付き合える時期が気になるならいつから付き合えるのか聞けばいいんです。もやもやしていても彼には届かないので、訊いてみてそれでもし回答を曖昧に濁されたらその時に考えましょう。ファイトです!

 

(58)人生を華やかにする方法を教えてください。

 

色んなことに首も耳も手も足も突っ込んでみるといいかもです。

 

(59)どうしたらりえさんみたいな子どもに育ちますか?

 

大人、ではなく子どもですか!(笑)うーん、なるほど…というかこんな子供でいいんですかね…ちなみに子供の頃は外の顔と内の顔の差が激しくて、自分の話をするのが苦手で仕方がなかったような扱いづらい子供でした。でも両親のおかげでやりたいことは否定されることなくたくさんやらせてもらいました(就職した仕事先を辞める時も「好きなように生きればいいよ」と言ってもらえたり)。あの言葉があるから今があると思いますし、両親のように寛容で、でもやりたいと思った事には頑なで在りたいと思います。(回答になっているのかこれは)

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

ここで一区切りさせて頂きます!

続く!

BIGMAMAと嘘と

2017年2月10日に恵比寿LIQUIDROOMにて行われたBIGMAMAの原点回帰的ライブ「THE  BIGINNING 2007.02.10」のラストに金井さんの口から「ささやかなお知らせ」として発表された、2017年10月15日、キャリア初の日本武道館公演。

 

正直言うと、発表内容にはさほど驚きはしなかった(事前に何かしらの発表を匂わせていたこともあり)。アニバーサリーイヤーだし、きっと武道館公演かメジャーデビューだろうなぁとは予想していたので「やっぱりか!」の方が大きかった。そして個人的にはその内容以上に、その発表の《仕方》に「アアア!」となっていた。

いや「ささやか」って…絶対早く言いたかったでしょうに…ライブ中も気が気じゃなかったんだろうなぁ…照れもあるのだろうけれど、歓喜の想いを押し殺して変にカッコつけちゃって…きっと一人になったらニヤッとしてるんだろうなぁ…素直に「聞いて!武道館だよ!やっとだよ!嬉しい!絶対来て!」と万歳すればいいのに…本当に、そういうところだよ…そうしちゃう気持ち、死ぬほど分かる……。

 

ここで少しばかり話が脱線します。

私がBIGMAMAを知ったのは約9年前、『Weekly Faily Tale』がリリースされる数ヶ月前で当時20歳、あまりに好きすぎて全ての悪事を許していた当時の彼氏が貸してくれた『Love and Leave』がきっかけだった。(後に「付き合うのは正直誰でも良かった」という理由で3ヶ月くらいで振られる) 当時は「拗らせている」や「メンヘラ」なんて言葉は浸透していなかったけれど、この時は完全にそれだった。というより、「聞き分けの良い自分」を演じるのに精一杯だった。「本当の自分が分からない」なんてよくある台詞だけれど、まさにそのドツボにはまっていたし、あの頃は「相手の為に私が我慢すればいいんだ」と自己犠牲を振りかざし、本音をひた隠しては自分にも相手にも嘘ばかりついていたんだなぁと今になれば思う。

 

 そしてその時期からよく聴いていたのが、BIGMAMAの「We have no doubt」だった。英詞も和訳もすぐに浮かぶし、ライナーノーツは穴が開くほど読んだ。《僕は嘘つきだから君の嘘は大体分かる》ではないけれど、だからこそ冒頭で触れた「ささやかなお知らせ」から読み取った心境を自分に容易く重ねてしまえたのかもしれない。

 

長く書いたけれど、とどのつまり、わたしの音楽人生の原点及び人格形成の片棒はBIGMAMAであり、金井政人が描くお伽話のような絵空事であり、「We have no doubt」であるということ。 人を悲しませる方にも人を喜ばせる方にも、どちらの「嘘」に対しても常に誠実なバンドだったからこそ、わたしはBIGMAMAの音楽に対していつも誠実でいることができた。売れる売れない、踊れる踊れない、流行る流行らない、器用不器用それら一切関係なく、その「嘘にも正直」という絶対的な信頼があったからこそ何年も変わらずに惹かれ続けているのだと思う。

 

待ちに待った武道館公演の中で、金井さんは「聴いてくれる人を全員幸せにすることはできないけれど、不幸を遠ざけることはできるかもしれない」と話していた。(約30分に渡るバンド解散前の独白にも似たMCの中から極々一部を抜粋) それは謙虚な訳でも逃げでもなく、BIGMAMAがこの10年で見出した「最も正確で、正直で、正しい、誰にも嘘をつかなくて済む距離」なのだろうなと思う。 そしてそれをMCやインタビューで話す「金井政人の言葉」ではなく「CRYSTAL CLEAR」という曲で「BIGMAMAの音楽」として新たに残してくれたことがたまらなく嬉しかった。

 

幸せにできる人間は一人しかいなくて、その一人を大切にするためには今から誠実でないといけない。もしかしたらその「今」でさえ、既に手遅れかもしれない。《それでも僕ら、約束をしようよ》--その約束を、節目になるあの場所ですることができて良かった。メンバーを着席させても言いたいことスマートにまとめることもできず、曲の入りもグダりながらも、そういうダメなところをひっくるめて、ああ、聴けて良かったなと思う。

 

念願の日本武道館公演にて、新たに「ささやかなお知らせ」として語られたメジャーデビュー。下北沢から青山に行こうとも古参ファンだと言われようとも、いつまでも親離れはしないつもりです。来年からのツアーが今から楽しみ。

 

 

2017.01.28 39degrees 「Reunite at that place TOUR 2016-2017 FINAL」@TSUTAYA O-WEST ライブレポート

 

 

私はO-WESTで観るメロディックバンドのライブが好きだ。

 

バンドの目標であり、どでかい通過点――このライブハウスにそんなイメージを持っているからか、ここで行われる節目のライブは自分にとって想い出深いものが多い。

そしてこの日もしっかりと胸に刻まれた、大好きなメロディックパンクバンド兼、自慢の高校の後輩の最高の晴れ舞台。

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「出会った頃はカッコいいと思えなくてさ、拳上げろって言われても上げようと思えるライブを観たことがなかった。でも段々「上げろ」って言われなくても自分の拳が自然と上がっていくのを感じて、ああ俺、39degreesをカッコいいと思っているなと確認できたんだよ」

 

「俺は、アイツらが島国根性丸出しで泥臭く拳上げろー!とか言ってるのが大好きで。そんなやつらが、本物の、嘘じゃないパッションでシーンに対してガツガツやってくれているのが本当に嬉しい」

 

--「失敗は成功の基」とはいえ、恥ずかしい思いはできるだけしないで手っ取り早くカッコ良くなりたいし、焦燥感や劣等感は抱きたくないと思うのはきっと正直なところだ。

けれど、憧れの先輩であるCOUNTRY YARDとNorthern19が贈ったそんな言葉に、曲げない信念を持てば見続けてくれる人は絶対に現れること、39degreesは必要な過程を一切端折らずにここまで来たんだということをひしと感じた。むしろショートカット無しの泥塗れの道でなければ、この夜には辿り着けなかったのだと思う。

そんな大先輩が渾身のライブで繋いでくれた、片手で受け取るなんて到底出来ない極太なバトンを受け取ってステージに現れた、ばんちゃん(Vo/Gt)、くりちゃん(Ba/Vo)、そしてばくくん(Dr)。

「やってきたことを、バカ正直にやりに来ました。THE NINTH APOLLO、東京都町田市、39degreesです。昔の話をしに来たつもりでも、未来の話をしに来たつもりでもありません。今を歌いに来ました」といつも通り堂々とした挨拶したくりちゃんと、ファイナルの舞台といういつもとは違う雰囲気に思わず深呼吸をしてしまいフロアを和ませるばんちゃん。その様子を見たくりちゃんが「おい、笑われてんぞ」と早口で突っ込むと、間髪なく“Reunion”のイントロを伸びやかに歌い出す。

「ただいま!全国のライブハウスを巡ってこの場所に帰ってきました!おいお前ら!心のスイッチ入れていこうぜ!」という叫ぶばんちゃんの姿に、彼が最初に感じた一抹の緊張感なんて一音鳴らした途端に吹き飛んでしまったんだなと安心したし、ペース配分なんて言葉は彼の中にはないのだろうなと思わせる程の勢いで叩かれるばくくんの強烈なドラミングには、激しく胸を打たれつつも安心させられた。

そんな39degreesの関係性を羨ましいなと思いながら、締めるところは締める人、抜くところは抜く人、言葉は発さずともどしっと支えてくれる人がいるというその絶妙なバランスが大舞台でもきちんと醸し出されていることにもまた安心した。

 

そんな3人が搔き鳴らした“At Peep Of The Day”で早々に崩壊したフロアは、オーディエンスの興奮が故の奇声と共に始まった“azalea”によって修復完全不可状態になった。ダイブモッシュの嵐で滅茶苦茶になっているにも関わらず、心の底から楽しそうな顔をしているオーディエンスしかいないその雰囲気を感じて、これがメロディックパンクの真髄だなとたまらなく嬉しくなった。好きな曲のイントロが鳴った瞬間に身体より先に本能が反応して無我夢中になる。その衝動で跳ねる心と身体がぶつかり合う光景を、怖いだとか危ないだなんて言えるわけがない。

 

そして扶養も外れてなければ免許もないというばんちゃんの独壇場(という名のMC)では、「ツアー中の最高に泣ける話」という名目の元、機材車が大破した挙句、泊まったホテルで風呂上がりのびしょ濡れの状態で部屋から締め出されるという話で相変わらず笑わせてくれた。話の運び方の上手さに抱腹したMCを「めちゃめちゃベタな話になってしまいますが、バンドを志した頃の自分に見せてあげたい光景ですし、感じてほしい一日になってる。感動している俺たちを見て感動してほしい」とまとめ、「熱い気持ちを呼び起こさせるのがメロディックパンクだと信じています、みんながもう少しだけでも拳を上げてくれたら完成する気がするんだ!」と‘‘Heartrending”へと全身全霊で突入した。

 

とはいえ、彼らは気付いているのだろうか。

「拳を上げろ!」と言われる前に、フロアの拳は上がっていることに。

「歌え!」と言われる前に、フロアのシンガロングは始まっていることに。

 

この絶景を作り上げたのは紛れもなく3人の軌跡であり、3人が鳴らす音、3人が紡ぐ言葉、3人が燃やし続ける数多の想いが聴く人の気持ちを動かした結果に他ならない。‘‘It’s my fault for believing you”‘‘Clues is your beside”の連続技にはいつだって胸が高鳴るし、‘‘Ery”や‘‘Freesia”が醸す切なさや哀愁にはいつだってときめかされる。

二階席から広く見渡せたその光景が、彼らがバンドとしてのひとつの到達点にこの日辿り着いたのだと確信させてくれた。

 

そんな最良の日を共に作り上げてくれた先輩への感謝を「この2バンドがいなかったらここまで来れなかったと本気で思います。一日で返せる恩ではないので、長く続けてゆっくり返していきたいと思います」と言葉にし、“Where there’s hope, there’s life”で本編を堂々と締め括った。

 

そしてバンド史上最多の61本のライブを経て完結したリリースツアーを振り返り、「これが終わりではなく始まりだから」と新たな一歩を踏み出す強い意志をアンコールの‘‘The Answer”と‘‘Not In My Lifetime”に託した39degreesを、鳴り止まない大喝采が見送った。

 

 

■セットリスト

01. Reunion

02. Clarification

03. At Peep Of The Day

04. The Birth.(Six Day Trip)

05. azalea

06. I’ll be right here

07. Heartrending

08. It’s my fault for believing you

09. Clues is your beside

10. Against Elegies

11. S.C.S

12. Ery

13. Freesia

14. Where there’s hope, there’s life

 

En

01. The Answer

02. Not In My Lifetime

 

2015.12.14 My Hair is Bad 「師走の虎」ライブレポート

 

My Hair is Bad のフルアルバム『woman's』、遂に明日リリースですわよ奥さん。

今日は店着日?ですって!

聞きました?いや、聴きました?

 

今作についてはまた別の機会に語るとして、

『woman's』初回限定盤に特典として付属されている、渋谷CLUB QUATTROで行われたワンマンライブ「師走の虎」のDVD。

これ、ヤバくないですか?(語彙力)

付属なんて言葉で扱うには頭が地面にのめり込む程申し訳なくなってくるクオリティな訳ですが、実はわたしも当時レポートを書かせて頂きました。

敏腕マネージャー・うーさんのご厚意でオフィシャルHPに載せて頂いていたのですが、諸事情で今は見られなくなっているので、これを機に当ブログにて公開させて頂きます。

 

スーパーハイクオリティなライブと迫力も臨場感も二千億点な映像と合わせるも良し。

このライブをいち人間が観るとこう感じるのか~と客観視するも良し。

いっそ読まないも良し(笑)

 お好きにご堪能ください!

そして藤川さん!もしこれを見ていたら写真掲出許可ください!(笑)

 

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2015年12月14日、月曜日。

新潟で生きる若者が、数百キロ離れた東京・渋谷のライヴハウスを満員の人で埋めた。

 

彼らには驚くほどの演奏スキルがあるわけじゃないし、強力な人脈があるわけでもない。彼らをここに導いたのは、3人の〈人間力〉ただそれだけだ。曝け過ぎともいえる私情の吐露と、やり過ぎともいえる驚異的なライヴ数。でもそれらは全て彼らにとって最適量だったのだと思い知らされた、渋谷CLUB QUATTROでのワンマンライヴ〈師走の虎〉。

「マイヘア良かったなんて言わせるつもりはありません、最高だったって言わせます」―――その言葉通り文句なしに最高だった本ライヴを、一人のファンとして彼らを追ってきた筆者が、その目で見て感じたまま綴ろうと思う。

 

開演時間の19:00に椎木知仁(G/Vo)、山本大樹(バヤリース)(Ba)、山田淳(やまじゅん)(Dr)の3人がステージに現れると、3人の姿を捉えた観客は拍手で彼らを迎える。そしてドラム前に集合して互いの拳を突き合わせ、「セイッ!」と声を出すと、真っ直ぐ正面を向いた椎木が「新潟県上越市から来ました、My Hair is Bad始めます」と挨拶する。その瞬間、期待が充満した会場は真っ赤な照明に染まり、噛みしめるように歌い始めた“真赤”で幕を開けた。最初は緊張が見えた3人の様子も、“18歳よ”“教室とさよなら”、“マイハッピーウェディング”と飛ばしていくなかで、普段通りの彼らに変わっていった。新調したドラムセットを楽しそうに叩くやまじゅんの気合に満ちたプレイや、動きのあるバヤリースのプレイにも一段と熱が入っていた。

 

彼らの曲には、観客好みのビートを刻んで楽しませようなんて予定調和は一切ない。今、この瞬間の彼らのテンションをありのまま刻んでいく。多少テンポが前のめりになったっていい、彼らのステージではそれが持ち味に変わる。それは「僕らのライヴで後悔させると思いますか?させません」という決意表明と共に歌われた“赤信号で止まること”の曲中、何度も問われた「誰の為に?」という言葉が物語っていた。彼らは自分の為に歌って、鳴らして、立っている。だから嘘をつく必要も、着飾る必要もない。そんなスタイルは、「夢が叶った気分です」と語る渋谷クアトロのステージでも決して変わらなかった。

 

だからこそ、「始まりの音が聴こえるというのは、自分で鳴らしたから聴こえるんだ」と歌い出した、彼らにとっての始まりの歌である“月に群雲”がいつも以上に強く心に入り込んできた。そこから吹っ切ったように“クリサンセマム”“ディアウェンディ”とハイスピードで飛ばしていく3人の姿は、観ているこちらが怯んでしまうほどの気迫に満ちていた。シンバルが割れるのではないかとひやひやするほど激しく叩き散らすやまじゅんの豪快さや身体を捻らせながら全身で音を鳴らすバヤリースのプレイにも拍車がかかり、椎木にいたっては“友達になりたい”でギターを抱えたまま客席にダイブ!さらにそのまま肉声で、「ついにきたぞ、クアトロ!俺らはドカンと売れたわけでも力を使ったわけでもない、じゃあ何をしていたかって言ったら、ライヴをしてました!こんなにライヴする必要もねえし、金もねえけど、信じてて良かった!」と叫んだ。

 

そんな数々の迫真のプレイに耐えかねたのは、ギターの弦だった。「虎が獲物を捕る時どうすんだ、休憩しねぇだろ?」と言いながら、弦が切れたギターのままチューニングだけ合わせてライヴを続行し、“フロムナウオン”へ入る。

 

「ギリギリを、スレスレを、一か八かを、紙一重を。そういう奇跡を、瞬間を信じたいんだ」「俺はここまでやってきたこと、全部○だとは思わない。×もやってきたし、赤信号も渡ってきた。その結果が、あんたが今観てるこのステージだ」「○だけ取っても×だけ取ってもだめだ。なに怯んでんだよ」「選んでみろよ、僕らにある選択肢は、やるかやらないか」

 

そんな書ききれないほどの言葉の濁流に飲まれて、上手く息ができなかった。一瞬でも気を緩ませたら、ぷつんと切れたあのギターの弦のように負けてしまう気がした。だからこそ、歯を食いしばって一音も聞き逃さないように踏ん張った。それくらい演者も観客も互いに真剣だった。

 

そして曲が終わると、椎木は赤いレスポールに持ち替えた。「このギター、渋谷で買ったんですよ。なんか不思議じゃない?」と話し、「このギターで作った曲をやります」と“最近のこと”を披露。

イントロが鳴ると同時に、〈私のこと、忘れないでよ〉というギターの声が聞こえてきた気がした。

そんな思い出のギターの音色に乗せて「どんどん時間が戻っていく、君を思い出してる」と零しながら、“悪い癖”“ドラマみたいだ”“彼氏として”と、新しい曲から昔の曲へと遡っていく。時制の変化ひとつ逃せない、「好き」なのか「好きだった」なのか。映画でもドラマでもない、今この瞬間に変化しているドキュメント。あの頃の曲の「君」は今の曲の「君」ではないかもしれないけれど、その時々に想うひとりの女性のことだけを描いた歌詞が、忘れていた思い出や匂いまで思い出させてくれるようだった。

 

そして、「日記みたいで絶対売れない」と話した新曲と「30歳になっても、40歳になっても歌えるように」という願いを込めた“優しさの行方”、さらにラストに「最後までドキドキして帰って!」と渾身の“アフターアワー”を届けた。〈僕ら最高速でいつだって走れるわけじゃないんだって いつかは止まってしまう日が来る〉なんて歌いながら、「まだまだ上に行ってやる!」と宣言した椎木の言葉に迷いはなかった。

 

そして鳴り止まないアンコールに呼ばれ再度ステージに戻った3人は、月曜日というド平日に集まってくれた観客に感謝を告げ、「いつまでも続きますように、という気持ちを込めて新曲を歌って終わります」と、まだ名もない新曲を披露した。マイヘアらしい、僕と君だけが出てくる恋の歌。最後にそんな曲を選んできた彼ららしさに思わず頬が緩んだ…と思いきや、「人に嫌われたくないなら、人のこと嫌うなよ!」との決まり文句からアッパーチューンの“エゴイスト”を投下!まさに完全燃焼、夢のステージの幕を堂々と閉じた。

 

…だが、そんな彼らに贈られた盛大な拍手は、2度目のアンコールを望む拍手に変わった。とはいえもう出てこないかもなぁ、なんて思っていた矢先にヒーローの如くステージに現れた3人の姿に、観客は大歓声を上げると共に一気に前へ詰めかけた。そして本当のラストとなった“夏が過ぎてく”は、会場全員での「ワンツー!」の掛け声と共に異様なまでの盛り上がりを見せたのだった。

 

My Hair is Badに抱く感情は、「もっと売れてほしい」とか「もっと大きいステージに行ってほしい」という想いよりも、「ずっと彼ららしくいてほしい」という想いの方が強い。今の音楽シーンがどうかなんて関係ない、マイヘアはマイヘアのまま大きくなってほしい。そして私は、この日のライヴを観ることができて、さらにこうして綴れたことを堂々と誇るだろう。いつも通りの彼らをいつも通り追い続けようと思えた、私自身にとっての決意の日になった。

 

媚びずに、奢らずに、正直に。

My Hair is Badよ、一生ドキュメンタリーであれ。

 

 

■セットリスト

  1. 真赤
    02. 18歳よ
    03. 教室とさよなら
    04. マイハッピーウェディング
    05. 赤信号で止まること
    06. 愛ゆえに
    07. まだ、ほどけて 
    08. 新曲(タイトル未定)
    09. 白熱灯、焼ける朝
    10. 月に群雲
    11. クリサンセマム 
    12. ディアウェンディ
    13. 元彼氏として
    14. 友達になりたい
    15. フロムナウオン
    16. 最近のこと
    17. 悪い癖
    18. ドラマみたいだ
    19. 彼氏として
    20. 新曲(タイトル未定)
    21. 優しさの行方
    22. アフターアワー
    <アンコール>
    23. 新曲(タイトル未定)
    24. エゴイスト
    <ダブルアンコール>
    25. 夏が過ぎてく

音楽ライターについて

 

 

 

数ヶ月前からツイッターのDMを開放しております。

 

音楽をやっている方にねえねえそこのお姉さんちょっと文章書いてよという感じに気軽に依頼をしてもらいたくてこの設定にしたのですが、なんと!あなたのことがずっと気になっていましたこれ僕のLINE IDです連絡ください的なメッセージが!一切なく!頻繁に頂くのは、「音楽ライターになりたい!でもなり方が分からない!どうしよう!というかあなたって何してる人なの!?」いう旨の質問です。

 

ここからはわたしの話をします。

興味のない方、止めるなら今です。

 

わたしは普段は普通に会社でカタカタと仕事をしていて、ご依頼を頂いた時に記事を書いているという「半社会人・半ライター」の二足の草鞋で生きています。昼は学生夜は怪盗という「神風怪盗ジャンヌ」を想像して頂けたら分かりやすいかと思いますし、これが分かるりぼんっ子は世代一緒です。

 

経歴としては、大卒で就職しましたが「音楽の文章を書く仕事がしたい!」と思い立って一年で辞職。ツテコネ一切無しの装備0の丸裸状態でダンジョンの入り口に立った訳ですが、当たり前のように仕事なんてなく、あっという間にただのフリーターになりました。(完)

 

元々ライブレポートは書いていて、応募制の音楽ライター講座に通ったり、細々と文章を書いたりしながらもバイトに明け暮れる―――そんな日々を送り、約1年。

なんで私がライターに?というどこかの予備校のキャッチコピー宜しく、ライターの肩書を背負えたきっかけは、某有名音楽会社のライター募集に受かったことです。(現在も募集しているはずですし、そういった募集は色々な媒体が行っています)

そこから「対価を頂いて文章を書く」という、いわゆる「プロ」としてのお仕事をするようになりました。ここが始まりです。3年前くらいだと思います。

 

とはいえわたしは完全契約ドリーマーではなくフリーランスなので、お声を頂ければいつでもどこでもなんでも書きますし、依頼をもらわずに勝手に書いているレポートやディスクレビューもたくさんあります。

恐らく最近わたしを知ってくれた方は、十中八九THE NINTH APOLLO所属バンドを好きな方だと思うのですが、恐らく知るきっかけとなった文章は、わたしがただの一ファンとして勝手気ままにるんるんきゃっきゃと書いたものです。

 

前置きが長くなりましたが、「何をすれば良いのか分からない」という方は、

とりあえず好きな音楽を、好きに書いて、発信すれば良いのではないか。

あとは、運と縁が大事、だと思います。

わお、これだけ書いたくせに至った結論があまりにもざっくり!

 

このご時世、ウェブライター一本で食べていくのは現代版お伽噺話です。才能があればもちろん別ですが。わたしも普通に働いていますし、音楽雑誌や音楽ウェブサイト運営会社の編集部に入るなどしない限りは安定的な収入を得ながら書くことは正直難しいと思います。

 

けれど先述した通り色々と募集案件はありますし、世はSNS全盛期。発信すれば本人に届く可能性だってありますし、自身の表現力で挑戦する機会はたくさんあります。とりあえず、けれども本気で書いて発信してみてはいかがでしょうか。

 

とまぁ偉そうなことなんて何一つ言えないほど未熟なわたしですが、これだけは絶対にブレちゃいけないと思っているのが「書き手のエゴと承認欲求は要らない、良いと思った音楽を拡める為に書く」ということです。

 

けれど音楽を拡めることの一番の策は、拡める自分自身が影響力を持つようになるとこでもあるので難しいところですけれど。

 

その為にももっと良い文章を書けるように日々精進して参ります。共に頑張りましょう。

 

振り返れば全編わたしの話になってしまった。 

ここまで根気良く読んでくださった方、ありがとうございますもうマブダチです。(軽)

 

これからもどうぞ宜しくお願いします〜

 

 

Unblock『明日の産声』について

 

 

大阪寝屋川出身の3ピースバンド・Unblockが『明日の産声』というアルバムを出しました。発売日前日に購入し、馬鹿の一つ覚えの如く聴き狂っています。

 

youtu.be

 

 

「聴くたびに染みてくる」とか「スルメソング」とか、そんな曲は1曲もないです。

一発です。このアルバムは良い、このバンドは良いと、一発で分かります。

 

Unblockの魅力はそのメロディーの良さと彼ら自身が持つ不器用さだと思っているのですが、それをお話する前に”23”という曲をどうぞ。

 

youtu.be

 

この曲のどこが素晴らしいかって、一番最後。

≪いつか語った理想の前で 震える足で立ってる≫

という歌詞。ここです、Unblockといえばここ、もう絶対ここ。

 

人付き合いとか愛想笑いとかそういう類のことが下手な人たちなんだろうなぁと思うし、だからと言って唯我独尊を貫く確固たる意志の強さを持ち合わせている訳でもない。他人や雰囲気に流されるのはかっこ悪い、でも自分が流れを作るなんて実際のところ無理だしヒーローには向いてない。夢を語るのはこっ恥ずかしい。

それでも心のどこかで「自分は何かできる」と信じてる。そうじゃなきゃきっと音楽なんてやってない。

そんなバンドのプライドが、この一節だと思うんです。

 

と、わざわざ旧譜から一曲引っ張り出してきた訳ですが、そこからの今作収録のこれです。

 

youtu.be

 

田口くんの青ヒゲはとりあえず置いておいて。というかそれすら愛おしいわ。

≪本当の事を歌うなら 愛に溢れた世界だから≫

この言葉を歌えるバンドになったんですよ。自分自身を悲観して捻くれていた人が、愛という言葉を紡いだ。もう、本当に嬉しかった。親かよっていう心境でひたすら嬉しかった、ああこれが成長かって思いました。

 

全曲に漏れなく仕組まれている「グッ」とくるフレーズの強さや量もまた格段に上がっていますし、第一印象から好きで好きで仕方がない”回想録”に至ってはド頭からの最良メロサビでビリッビリに痺れましたし、同様に‘‘ハイライト”もそう。”生活のこと”のサビ入りなんて毎回鳥肌立つしなぁ。

さらに今作最大の挑戦というか変化を詰め込んだ”行進曲”。これが本っっ当に素晴らしいし、素敵!!!!Unblockからこの趣旨のバラードが飛び出すなんて正直思っていなかったです。

この曲を筆頭に、「僕と君」を歌った曲では未来が見える曲が多くなっているなぁと思います。『明日の産声』なんて未来を見据えたタイトルをつけているのだから当然といえば当然なのですが、きちんと進もうとしているんだなと思いました。ラストに持ってきた‘'答えは風の中”なんて、その意思表明そのものでしょう。

 

ステージに立つ彼らの足は、もう震えてない。代わりに今まで以上に聴く人の心を震わすバンドになりました。

夢を語ることは恥ずかしい、結果に出なきゃ意味がない―――そう思っている人にこそ聴いてほしい、知ってほしいバンドです。

 

前に、前に。